• 思いがけず聖霊の風の恵みを受けたカトリック信徒が、聖霊刷新とは何か、Jacky のニックネームで具体的に説明するサイトです。テーマは、預言的執り成し、預言、いやし、悪霊からの解放、イスラエル、アメリカ、メシアニックジュー、エキュメニズム、マリア崇敬、聖マリアの汚れなき御心の勝利、第二の聖霊降臨など多岐にわたります。聖霊刷新関連の本もたくさん紹介しています。

ヘブライ語を話すカトリック信徒のための宗教的組織

デイビッド司教代理(Vicar)がおられるエルサレムの共同体は、教会という名称ではなく、Saints Simeon and Anne House という名称でした(デイビッド神父は parish (小教区)という表現を使っていたようですが、正式には小教区ではなく、小教区に相当する組織のようです)。

イスラエルにおけるヘブライ語を話すカトリック信徒のための宗教的組織の正式名称は、Satint James Vicariate For Hebrew Speaking Catholics in Israel となっており、聖ヤコブ(メシアを信じるユダヤ人と非ユダヤ人から成るエルサレム共同体の指導者・使徒)というこの組織にぴったりの名前がついています(Vicariate を正式の日本語でどう言うのか私は知りません)。

私は、デイビット司教代理に面会した後、彼の共同体の現代的な聖堂でミサに与ったのですが、日本語の代わりにヘブライ語を使っているだけで、当然ながらミサの形式は日本と同じでした。ただ、ヘブライ語の聖歌は日本語の聖歌よりもはるかに魅力的(なぜか郷愁を感じさせるようなもので、かつ、魂を揺さぶるようなもの)でした。また、司祭が説教でユダヤ教のプリム祭(エステル記9章20節~参照)に言及していたので、ユダヤ文化を感じさせるミサでした(実際、この組織はカトリック教会においてユダヤ性を取り戻すことも念頭に活動しているようです)。

エルサレム旧市街でのプリム祭の様子(2017年3月撮影)

私は遠慮して一番後ろの端の席に座り、ミサが終わったあと、右横の女性と、前に座っていた二人の女性に質問したところ、右横の女性はフランス語を話し、ヘブライ語を解しませんでした。たぶん近いという理由だけでミサに与ったのだろうと思います。前の二人の女性は、イスラエルに長期滞在中のヘブライ語のできる外国人でした。ユダヤ人カトリック信徒はいないのですかと聞くと、もちろん大勢いますよとの返事でした。たまたま後ろの方に私のような外国人が集中していたようです。

詳細については、HPをご覧ください。すでに60周年を迎えています。

http://catholic.co.il/index.php?lang=en