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ユダヤ暦から考える将来のカトリック教会

ユダヤ暦を学んでいるうちに私は、カトリック教会が移動祝日として祝っているキリストの受難と聖霊降臨は、ユダヤ教の三大祭りのうちの二つである、過越し祭と7週の祭りに起こったという単純とは言え重大な事実に気づきました(聖書を読めばわかることですが、私は十分にその事実の重要性を認識していなかったのです)。

さらに、主の日が来たあと、ユダヤ教三大祭りの一つである、仮庵祭を世界中の人々が祝うことになるとゼカリヤ書は預言しています。当然、将来のカトリック教会も、キリストの受難と聖霊降臨の他に、仮庵祭を祝うことになると思います。

「わたしはダビデの家とエルサレムの住民に、憐れみと祈りの霊を注ぐ。彼らは、彼ら自らが刺し貫いた者であるわたしを見つめ、独り子を失ったように嘆き、初子の死を悲しむように悲しむ。」

この出来事はゼカリヤ書12章に預言されていますが、この出来事が起こる年はわからないとしても、ダビデの家とエルサレムの住民に関わる出来事なので、ユダヤ暦の祭りの日に起こるのではないかと考えるのが自然です。実際、メシアニックジュウたちは、自分たちに関わりのあるこの大きな出来事が起こる時期をユダヤ暦に基づいていとも簡単に予測しています。

ユダヤ人を迫害し、ユダヤ性を失ってしまった教会は、再度、ユダヤ性を回復する必要があるように思います。ユダヤ暦を学ぶのもその一つです。

イスラエルにあるヘブライ語を話すカトリック組織の長(司教代理)であるデイビッド神父(イエズス会)は、メシアニックジュウはユダヤ教の祭りとキリスト教会の祝日を両方守っているのですかという私の質問に対し、メシアニックジュウは、原則としてユダヤ教の祭りを守っており、クリスマスなどの教会の祝日は守っていないと答えてくださいました。集会も原則として、日曜日ではなく、ユダヤ教の安息日(シャバット、英語ではサバス)である土曜日に行っているそうです。

さらに、イスラエルが全体として回心した後のカトリック教会は、メシアニックジュウ中心の教会に変わるのですか、それとも今のカトリック教会が基本的にそのまま残るのですかと愚かな質問をしたところ、私は預言者ではないのでそんなことはわからないというのがデイビッド神父の答えでした(笑)。ただ、ユダヤ人だけでなく、イスラム教徒も回心しているはずだと付け加えられました。