• 思いがけず聖霊の風の恵みを受けたカトリック信徒が、聖霊刷新とは何か、Jacky のニックネームで具体的に説明するサイトです。テーマは、預言的執り成し、預言、いやし、悪霊からの解放、イスラエル、アメリカ、メシアニックジュー、エキュメニズム、マリア崇敬、聖マリアの汚れなき御心の勝利、第二の聖霊降臨など多岐にわたります。聖霊刷新関連の本もたくさん紹介しています。

エルサレムの平和

聖書全体で、私たち皆が、その名をもって祈るようにと命じられている都市はたった一つしかありません。エルサレムです。

主の御名に感謝をささげるのはイスラエルの定め。
そこにこそ、裁きの王座が、ダビデの家の王座が据えられている。
エルサレムの平和を求めよう。
「あなたを愛する人々に平安があるように。」(詩編122:4-6)

主の沈黙を招いてはならない。
主が再建にとりかかり、エルサレムを全地の栄誉としてくださるまでは。(イザヤ書62-7)

前回の投稿で、イスラエル建国について触れたので、今度は六日間戦争について触れます。

1967年5月14日
エジプトのナセル(ナーセル)大統領がシナイ半島に大規模な軍隊を移動させる。

1967年5月16日-6月4日
ナセルはシナイ半島から国連の平和部隊を追放し、アカバ湾のシーレーンを封鎖。エジプトは「イスラエルに対する戦争を仕掛ける」準備ができたと宣言。ヨルダンとイラクもナセルの指示により軍隊を配置する。

1967年6月4日

第三次中東戦争(六日間戦争)が始まる。イスラエルは防衛のために国民を総動員。

1967年6月5日
イスラエル空軍は、エジプト、シリア、ヨルダン、イラクの空軍基地を空爆し、たった3時間で452機もの飛行機を破壊し、壊滅的な打撃を与える。イスラエルの地上軍はシナイ半島のエジプト軍に四カ所から攻撃を加える。イスラエルは、ヨルダン軍が攻撃しないのであればヨルダンを攻撃しないとフセイン国王に伝えるが、ヨルダン軍はイスラエルに対して休戦ライン全域で攻撃を開始し、エルサレムの国連司令部を占領する。

1967年6月6、7日
イスラエルは反撃し、西暦70年以来初めて、旧市街を含む全エルサレムを奪還する。

1967年6月9日
イスラエル軍はゴラン高原からシリア軍を追い払い、シナイ半島を超えスエズ運河に達し、ガザ地域を奪い取る。

1967年6月10日
イスラエルが圧倒的に不利であったにもかかわらず奇跡的な勝利を収めたため、休戦が求められる。イスラエルは東エルサレムと西エルサレムの間のバリアーを撤去する。

この戦争の結果、エルサレムはイスラエルの首都として復興しました。

同じく1967年は、アメリカでジーザス・ムーブメントが始まり、その結果、多くの若いユダヤ人がイエス(イエシュア)を信じる者になりました。さらに、カトリック・カリスマ的刷新(聖霊刷新)が始まりました。

これから先、聖霊の時代が来るというとき、それはカトリック教会にとどまらず、そのような恵まれた時代はユダヤ人にも訪れることになると思われます。なぜなら、神は、将来を見据えて、カトリック教会の復興とイスラエルの復興を同時並行で進めておられるように見えるからです。

◆エルサレムの救いと浄化
託宣。イスラエルに対する主の言葉。天を広げ、地の基を置き、人の霊をその内に造られる主は言われる。見よ、わたしはエルサレムを、周囲のすべての民を酔わせる杯とする。
(略)
その日、主はエルサレムの住民のために盾となられる。その日、彼らの中で最も弱い者もダビデのようになり、ダビデの家は彼らにとって神のように、彼らに先立つ主の御使いのようになる。その日、わたしはエルサレムに攻めて来るあらゆる国を必ず滅ぼす。わたしはダビデの家とエルサレムの住民に、憐れみと祈りの霊を注ぐ。彼らは、彼ら自らが刺し貫いた者であるわたしを見つめ、独り子を失ったように嘆き、初子の死を悲しむように悲しむ。(ゼカリヤ書第12章から)